コンテンツマーケティングは何を意味しているのだろう

コンテンツの蔵をひらけ
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今年はちゃんと、秋が来たな。このところ10月末まで暑い日が続く年が多く、山の紅葉を見に行くこともなかった。だいいち、気がつけば冬になっていた。

 

亡くなった父親譲りの甲冑に身を固めた若者は、そう思って白い砂浜で床几に腰を下ろしている。

周りの者は緊張した風情で、誰一人口を開くものもいない。

 

「鬼太郎様ぁ、きっ、来ました!」

 

幔幕をはねあげて表にでた鬼太郎が見たものは、海上一面を埋め尽くす恐ろしい数の軍船。

その艫には忘れもしない、白地に桃の旗印が凶暴な姿ではためいている。

 

「来たな。MOMOTAROの軍勢だ。」。

 

鬼太郎はそうつぶやくと振り返り、錦のつつみから恭しく何かをとり出す。

その若々しい口元にはうっすらと笑みが浮かんでいる。

 

コンテンツマーケティングの意味は小よく大を制するところにある。

予算、ブランド、コンテンツ。

この3つの視点で自社と、競合のマーケティング力をくらべてみたい。

  • 予算。
    相手は大きい、とても資本力ではかなわない。
  • ブランド。
    相手は有名ブランド、既に市場では知れ渡っている。
  • そして、コンテンテンツ。

どうでしょう。コンテンツだけは別の存在であり、予算やブランドとは異なり過去の蓄積のアドバンテージを問わない存在なのです。

小さいプロジェクト、スタートアップ、中小企業が大きな予算とブランド力をもつ会社に広告中心のマーケティング施策で競争しても勝ち目は薄い。

でも過去の蓄積を問わないコンテンツマーケティングなら、予算やブランド力とは別次元で対等以上に競い合うことが可能なのです。

知っていることはもういい、知らないことを教えてくれ。

大手、老舗、有名企業の製品はよく知られています。場合によっては企業本人より、その製品について詳しいユーザーがいるほどです。

ではひるがえってわれわれの製品はどうでしょう。やはり広く知られているとは言いがたいし、熱心なファンがいるわけでもありません。ようは知られていないのです。

 

大企業のことは世の中に広く知られていて、われわれ独自の価値観は世の中に広く知られていない。この状況こそコンテンツマーケティングにむいた環境といえます。

コンテンツマーケティングに取り組もうとするとき多くの企業が躊躇します。その第一は、「喜ばれるコンテンツなんてウチにあるのか?」という点にあります。

 

しかし逆に考えてみてほしいと思います。

われわれは大企業と違って知られていません。
ユーザーは自分が知らないことを知りたがっています。
だから、気付いていただきたいのは広く知られていないわれわれ自身は、世の中に向かって発信できるコンテンツだらけになっているということなのです。

知っているものを知らされても、ユーザーにとっては時間の無駄です。

 

ユーザーが知りたいことは、まだ知らない事実に基づいたファクトです。

知らないことだらけのわれわれは、コンテンツマーケティングに十分耐えうる資格を備えているといえるのです。

 

小よく大を制するコンテンツマーケティング

自社の事業領域には強力なライバルがいる。かれらの製品やサービスは広く知られていて、むかしからのファンも多い。

かたや、われわれの製品やサービスは広く知られているとはいえず、われわれが大切にしている価値観も広く知られていない。

 

コンテンツマーケテイングはこのような、過去の蓄積に左右されることなく自社の価値観を伝えることができるマーケティング施策です。むしろ広く知られていない挑戦者のほうが、コンテンツマーケティングのシードであるコンテンツを豊富に蓄えているといえます。

 

モバイル環境、クラウドデータサービスそしてスマートフォン。

ウェブマーケティングの対象はデスクトップだけの世界から、24時間手のひらに握られるものまで拡大しています。この事実はユーザーのウェブ利用時間の拡大を意味し、同時に必要となる広告費が増大することを示しています。

だからこそ、予算やブランドで勝負する必要がないのです。

今までの蓄積は関係なく、いまからが勝負のコンテンツマーケテイング。

われわれに豊富にあるコンテンツを活かして、コンテンツマーケティングを始めてみようではありませんか。

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