アンメットニーズでマーケティング

アンメットニーズでマーケティング
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アンメットニーズというマーケティングの切り口をご存知だろうか。主には医療品、メディカル業界で使われアンメット・メディカル・ニーズなどと言われている。
マーケティングは顧客のニーズを見つけ、その回答としてウォンツを提案すること。問題なのはどうやってニーズを見つけるか、しかも顧客が対価を支払ってもいいというニーズを。
これがムズカシイ。素晴らしいアイデアでも、「じゃあ、お金を支払ってもらえるか」という課題は簡単に乗り越えられないもの。
なら、すでに対価を支払っている製品サービス。予算執行の行われているものから「他に適当なものがないから使っているんだよね」、というアンメットニーズを見つけるのが手早いとは思わないだろうか。

そのマーケットが大きければ大きいほど、ビジネスの成果が大きいことはいうまでもない。

選ぶべきアンメットニーズとは

顧客との会話からアンメットニーズを探ることは容易です。

『「このサービス、どうして使っているんですか?」。「いやぁ、ほかに適当なのがなくてねぇ」。「どこか問題でもあるんですか?」。「ほら、ここ見て。この操作性が悪いんだよね」。「そうですね。こうだといいですね」。「でも他にないから、仕方ないんだよ。慣れればなんとかなるしね」。』

これが最も簡単で、わかりやすいアンメットニーズです。

アンメットニーズで最も多いのが価格の問題です。「もう少し安ければ、助かるんだが」、どこででも聞く声です。でも、われわれの多くは価格競争でマーケティングを打てるほど潤沢な資金力、設備資産を持っていません。解決策を提案できたとしても、あっという間に体力のある大手にマーケットを奪われてしまうでしょう。われわれにとって望ましいアンメットニーズ、それは「価格」以外のアンメットニーズということになります。

「価格」以外のアンメットニーズの事例をひとつ。
Googleのアクセス解析、Google Analytics。高性能で基本無料、グーグルのもつブランド力で導入している会社も多い。充実した解析項目があり、多機能でなんとも嬉しい。でも、どうやって効率的にレポーティングできるの?、となると課題がありあり。時間がかかり過ぎるし、専門の人員を増やすわけにもいかない。なら人件費一人分にもならないレポーティングだけに特化したサービスを提供してはどうだろうか。大きなマーケットと、コスト問題への対応。「価格」以外のアンメットニーズで、既に各社競ってサービスを提供しています。

大きな市場をもつアンメットニーズでスタートアップを成功させる

顧客に対価を支払ってもらえるかどうか、このリスクを最小化させるニーズがアンメットニーズです。すでに大きなマーケットをもつ製品サービスの使い勝手をよくするもの。使い勝手を良くするためのコストを最小化するサービス。ウェブマーケティングは大きなプレイヤーが一手に、そのマーケットを押させえてしまう世界です。なら、そのプレーヤーのサービスの使い勝手を良くしてしまうサービスをリリースして、彼らのユーザーを自社のユーザーにもなってもらう手法。それが、アンメットニーズによるマーケティングの考え方です。

  • まずは大きなマーケットを持つサービスを選んでみましょう。
  • きっと、ユーザーはここにもあそこにも、到るところで見つかるはずです。
  • そしたら彼らに聞いてみましょう、「もっと、こうだったらいいのに。そう思うとこありませんか?」

アンメットニーズを上手に発見して、本当のスタートアップを目指してみてはいかがだろうか。

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